金継ぎについて

仕上げ方と破損の種類

金継ぎの種類

蒔絵粉には、一番小さな「消し粉」とそれより大きい「丸粉」があり、どの粉を使うかによって二つの仕上げ方にわかれます。

  1. 「消し粉」を蒔いて仕上げる「蒔き放し仕上げ」(Kintsugi Standard set)
  2. 「丸粉」を磨いて仕上げる「磨き仕上げ」(Kintsugi Advance set)
  3. 「漆」で仕上げる「漆仕上げ」

*蒔絵粉の金属も色々ありますが、食器のお直しは、安全性の面から金粉と銀粉をお勧めしています。

破損の種類と直し方

  1. 小さな欠け・・・欠けを埋める、漆を塗る、蒔絵粉を蒔く
  2. 割れ・・・接着する、割れを埋める、漆を塗る、蒔絵粉を蒔く
  3. 大きな欠け、欠損・・・欠損部を作る、漆を塗る、蒔絵粉を蒔く